酸素カプセル効果
ケガの回復
イングランド代表のサッカー選手、ベッカムが、ワールドカップ直前に骨折をした後、驚異的な回復を見せたのを覚えている人も多いと思います。
この時ベッカムが使ったといわれるのが高気圧酸素療法です。
毛細血管のすみずみにまで酸素を運ぶ溶解型酸素!
酸素カプセルは、もちろんそれとは異なるものですが、ケガの回復には同じような効果があるといわれています。
というのも、筋肉や靭帯の損傷や骨折などで傷ついた細胞を再生するには、多くの酸素を必要とするからです。
身体の中に流れる酸素には、赤血球の中のヘモグロビンと結びついて 運ばれていく「結合型酸素」と、ヘモグロビンとは結びつかずに血管を運ばれていく「溶解型酸素」があります。
ケガをした患部の細胞は、毛細血管が断裂して いたり、細胞が圧迫されていたりして、酸素が行き渡りにくい状態になっています。
身体のすみずみにまで、酸素を届けるには、溶解型酸素が必要なのですが、 酸素カプセルに入ると、この「溶解型酸素」の量を増やす効果があるため、ケガの回復に効果があるといわれているのです。
また、この溶解型酸素は、ケガをした人にだけ必要なものではありません。
結合型酸素では届きにくい手足の末端にまで届く溶解型酸素は、手足の末端の細胞の活動も活発にし、血行を促進します。
血行がよくなることで、手足の 冷えが改善されることはもちろん、血行が悪いことで引き起こされる諸症状、肩こりや腰痛の緩和にも効果が期待できるのです。
また、血行がよくなることで、 寝付き、寝起きがよくなったとおっしゃる方もいます。酸素は、人間の身体に必要不可欠なものだと、よく分かりますよね。